第5回 日本代協コンベンション 式典 岡部会長 開会挨拶


2015年11月13日


   岡部でございます。
高い所からではございますが、主催者を代表してご挨拶を申し上げます。

   本日は、第5回 日本代協コンベンションにご来場下さいまして誠に有難うございます。日頃は全国各地で代協活動にご尽力をいただき心から御礼申し上げます。
   ご来賓の金融庁保険課 井上課長様、損保協会 堀専務理事様には、ご多忙の中ご臨席賜り厚く御礼申し上げます。

   今年のコンベンションは参加者人数枠を少し増やし、会場を変えての開催となりました。式典は少し窮屈になってしまいましたが、懇親会は広くなりますので、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

   さて、来年5月から新しい保険募集ルールが適用されることになり、お客様のニーズの把握から保険契約の締結に至る募集プロセスの各段階において、きめ細かなお客様対応を実現するために、全ての募集人に対して意向把握・確認義務と情報提供義務が導入され、同時に、それを代理店という組織体の中で確実・適正に履行されるよう保険会社と並んで代理店に対しても直接体制整備義務が課されることは皆さまご承知の通りです。ただし、法が求めるのはあくまでもミニマムであり、最低条件に過ぎないことを認識することが必要です。今回の改正を機に、法が求める以上の独自能力を確立してお客様本位の対応・サービスを行う代理店が多く現れ、実際にお客様はその対応やサービスをうけていくことになりますので、お客様の代理店選びの目はますます厳しくなります。代理店としての業務改革や資質の向上を怠ると、先はありません。お客様に選ばれ、満足いただける代理店になるために、改めて気を引き締めて準備を進め、環境変化を飛躍のチャンスに変えていただきたいと考えます。

   そのためにも募集人の継続的な資質向上は欠かすことができません。損害保険トータルプランナーは募集人資格の最高峰の認定です。この認定を受けずして保険募集のプロを名乗ることはできないと思います。来月から次年度の受講者募集がはじまります。認定主体である損保協会様も指定運営機関である私たちも本気で取り組んでいきますので、一人でも多くの募集人の方に受講勧奨いただけますよう、改めてお願い申し上げます。

   次に、リスク啓発への取り組みについてお話しさせていただきます。
   最近は100年に一度や1000年で初めてといった異常気象が多発していますが、これがノーマルな気象になるといわれており、保険普及とともに地域における防災・減災の取り組みが極めて重要になっていると思います。
   防災・減災については、損保協会様が主催する「ぼうさい探検隊マップコンクール」への積極的参画をはじめ、各代協における様々なセミナーの開催等を通して地域社会に対する啓発活動を続けていくことが重要ですが、最も大事なことは、日々直接お客様と接する我々代理店が、個々のお客様に対し、防災・減災に役立つ情報提供を継続的に行っていくことであると考えます。損保協会作成のチラシを配布したり、自治体作成のハザードマップをお渡しして、今そこにある危機を認識してもらい、事故や災害を未然に防ぐとともに、被害をは最小限にとどめる努力が重要だと考えています。損保の代理店は、1店1店が多くのお客様と直接お話ができる関係にあり、潜在的な情報提供能力は高く、こうしたポジションを災害対策に活かしていくことが必要です。言い換えれば「本業+ほんの少しの情報上乗せ活動」が社会貢献になり、地域社会においてリスクのプロとしての関わり方ができるようになれば、地域における代理店の価値は大きく高まると考えますので、引き続きのお取組み強化をお願いいたします。

   話は変わりますが、日本代協内部において最大の課題である会員拡大と国民年金基金について申し上げます。
   会員増強については言うまでもありませんが、社団法人の力の源泉は何と言っても組織力であり、何をするにしても業界団体として一定の基盤を確保することは極めて重要です。ご承知の通り、今日までに会員数12,000店を実現し、皆さんで一旦達成を祝った上で、年度末目標である12,500店達成にチャレンジしていく計画でした。各代協の意欲的なお取組みのお蔭で、先月末で11,800店まできたのですが、大変残念ながら12,000という中間目標には200店及びませんでした。ただ、まだ年度末まで4か月半あります。皆さんの総力を結集いただき、残り700店の増強を実現して12,500店の目標を達成したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

   もう一つの課題である国民年金基金の加入者募集ですが、10月の単月キャンペーンは目標120件に対し、成約16件と極めて全国的には低調でした。その中でも、和歌山、山梨、熊本の3代協は目標を達成されました。本当に有難うございます。本年金の設立母体は日本代協であり、責任を持って存続させていく責任があります。代理店であれば会員でなくても、また、ご家族でも加入できます。数ある年金の中では、運用面においても税制面においても最も優れた制度であり、利用できる方(かた)は利用した方(ほう)が得ですので、年度末に向けて引き続きの取り組み強化をお願いします。

   日本代協の事業活動において唯一目標達成できていないのが、会員拡大と国民年基金の加入推進です。コンサルティングコースの受講者募集と併せた三冠達成に向けて、全国の皆様と力を合せて取り組みたいと考えますので、引き続き、よろしくお願いします。

   さて、このコンベンションは「消費者に選ばれる代理店」となるために連続性を持たせたテーマで開催しており、5回目となる今回は、代理店のマネジメントのあり方を考えることにしました。
   第1部では、「信念のリーダーシップ」…勝てる組織をどうつくるか…というテーマで、日本代表サッカー元監督の岡田武史様に基調講演をいただきます。第2部の業界関係者を交えた懇親会の後、明日の第3部は、基調講演を深堀りする形で4つのゼミに分かれて分科会を行います。
   2日間にわたりますが、参加された皆さまが何か一つでも気づきを得て、自社の経営に生かして頂くことが出来ればと願っております。

   最後になりますが、ご出席の皆様のご健勝並びに各都道府県代協のますますのご発展を祈念し、また日本代協の活動へのより一層のご理解とご支援をお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。

   有難うございました。

以 上